大規模地震によって住む場所を失った場合、当面の避難生活場所は追浜中学校になります。
「その日」が来たときに実際に避難生活場所を開設し運営するのは、住む場所を失って周辺から集まってきた方々です。住む場所が無事だった人は避難所で生活はしません。つまり町内会の役員が避難所に来るかどうかわからないのです。そのため、避難所の開設方法や運営方法は、できるだけ多くの人に知っておいていただく必要があります。
震災直後の混乱が落ち着いて行政による公助が安定するまでの間は、避難生活をすることになった方々が自分たちで協力し合って避難生活を維持する共助が重要になります。備蓄食料の配分、飲み水やトイレの確保、乳幼児や障害者、高齢者などが安心できる安全な環境の構築など、共同生活をすることになった方々が自分たちでさまざまな役割を担って安心安全な生活場所を作ってください。
追浜中学校を当面の避難生活場所と定めている、追浜本町1丁目町内会、追浜本町2丁目親和会、追浜本町2丁目天神自治会、L-ウイング自治会の4町内会では「震災時避難所運営委員会」を組織して、「その日」に備えて、水・食料・トイレ・非常電源などの備蓄、避難所運営マニュアルの整備、避難所設営の訓練を行なっています。
いざ自分が避難所生活をおくることになったときにもあわてず安心安全な避難所を設営できるように、住人の皆さんは年1回の避難所設営訓練に積極的に参加して、避難所の開設方法、運営方法、備蓄品などを知っておいてください。